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業績ニュース

SMCの純利益24%減 4~12月、自動車向け不振

企業決算
2020/2/12 20:30
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SMCが12日発表した2019年4~12月期の連結決算は純利益が前年同期比24%減の826億円だった。同期間の最終減益は2年連続だ。中国を中心とした取引先が設備投資を抑制した。特に自動車関連が冷え込みファクトリーオートメーション(FA)機器の販売が振るわなかった。コスト削減を進めたが、円高により為替差損も発生した。

SMCの空気圧機器は工作機械や半導体製造装置などに組み込まれる基幹部品になる。圧縮した空気の力で「つかむ」「持ち上げる」などの基本動作を自動化する。世界シェアは4割弱とトップだ。

4~12月期の売上高は11%減の3959億円、営業利益は22%減の1101億円だった。米中貿易摩擦に加え、スマートフォン需要の一服などで取引先が設備投資を抑制した。工作機械向けは北米やアジアなど各地域で振るわなかった。

苦戦したのが自動車関連だ。最大市場の中国では新車市場が2年連続で前年割れしており、生産ラインで使う産業用ロボット向け空気圧機器の需要が減少した。新型コロナウイルスによる自動車メーカーの工場休業が長引けば、サプライチェーン(供給網)にも影響が出る恐れがある。

10~12月期の純利益は前年同期比11%減の290億円と7~9月期に比べ減益幅が縮小した。市場予想の平均(QUICKコンセンサス)である255億円を上回った。

SMCは取引先の2割を半導体関連が占めるとみられている。次世代通信規格『5G』関連などの引き合いが増えているようで、北米やアジアで回復に転じたという。

20年3月期通期の業績見通しは据え置いた。売上高は前期比10%減の5200億円、純利益は20%減の1050億円を見込む。

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