首相「民間機関でも検査」 クルーズ船で態勢強化

2020/2/12 9:36
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新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で発言する安倍首相(12日午前、首相官邸)

新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で発言する安倍首相(12日午前、首相官邸)

安倍晋三首相は12日午前の新型コロナウイルス感染症対策本部で、集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗員・乗客へのウイルス検査の態勢を強化する意向を表明した。「国立感染症研究所や地方衛生研究所のみならず、民間機関でも検査できるように態勢整備に努めている」と語った。

新型コロナウイルスの遺伝子が含まれていないかを確認するPCR検査の実施態勢を強化する。首相は1日最大300件程度の検査能力を18日までに1000件超まで増やせる見通しを示した。

新たに中国浙江省の滞在歴や同省の旅券を持つ外国人の入国を拒否する方針を正式に表明した。13日午前0時から効力を発生させる。現在は入国拒否の対象を武漢市を含む湖北省に限定している。

首相は「感染症数などを総合的に判断して浙江省を対象に追加する」と述べた。今後、対象地域を拡大する場合は閣議了解の手続きを省き、迅速に対応できるようにする。

菅義偉官房長官は同日の記者会見で、浙江省温州市に滞在している邦人帰国のために、現時点で政府がチャーター機を派遣することには否定的な考えを示した。「現時点で温州市から邦人が自分の意志で移動できない状況にあるとは認識していない」と説明した。「現地の情報を引き続き注視し、在留邦人や関係者に情報共有をし適切な対応を不断に検討していきたい」とも語った。

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