ベネズエラ野党指導者帰国、拘束されず 1月に秘密出国

2020/2/12 7:58
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【サンパウロ=外山尚之】ベネズエラの野党指導者グアイド国会議長は11日、欧米諸国への外遊を終え、空路ベネズエラに帰国した。グアイド氏はマドゥロ政権の影響下にある最高裁の出国禁止命令を無視して秘密裏に出国したが、入国時には身柄を拘束されなかった。グアイド氏は国民に対し反政府デモへの参加を呼びかけており、今後、マドゥロ政権との緊張が高まりそうだ。

11日、ベネズエラに到着し、報道陣や政権支持者に囲まれるグアイド国会議長(11日、カラカス近郊)=ロイター

グアイド氏は1月に秘密裏にコロンビアに出国後、欧米諸国を外遊。ジョンソン英首相やマクロン仏大統領、トランプ米大統領ら主要国の指導者と相次ぎ会談し、マドゥロ政権打倒に向けた支援を要請していた。

地元記者によると、グアイド氏の到着を受け、首都カラカス近郊の空港には政権支持者や治安当局の関係者が集まり、野党陣営の議員が空港に入るのを阻止。興奮した政権支持者がグアイド氏に液体をかけるなど、周辺は一時混乱状態になったという。しかし、逮捕や入国禁止などの強硬手段はとられなかった。

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