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長嶋氏「野球への愛は永遠に」 ライバルが思い出語る

野村さんは打者として、捕手として、多くの一流選手と競い合った。しのぎを削ったライバルたちが思い出を語った。

野村さんが最も対抗意識を燃やした巨人の長嶋茂雄元監督は、突然の訃報に「驚いた。一瞬、言葉を失った」とコメントした。昨年10月に死去した400勝投手、金田正一さんのお別れの会で顔を合わせ「お互い頑張ろう」と話したばかりだったという。「ノムさんが残した偉大な功績と野球への底知れぬ愛は、これからも永遠に生き続けるはずだ」と好敵手をたたえた。

ソフトバンクの王貞治球団会長は「戦友が亡くなってしまうのは残念。互いに理解して認め合い、尊敬もしていた」と別れを惜しんだ。1973年に王会長が通算本塁打で抜き去ったが、晩年に差し掛かっていた野村さんも「600号は先に打ってやる」と闘志を燃やし、500本台後半で激しく競り合った。王会長は「すごい抵抗して、意地を見せていた」と振り返った。

近鉄で通算317勝を挙げた鈴木啓示氏は、野村さんの強打に鍛えられた。「打者が(本塁打で)一周している間は屈辱の時間。野村さんは特にゆっくりだった。何くそという思いで力がついた」と述懐した。

元阪急の福本豊氏は、プロ野球記録の通算1065盗塁を記録した快足で捕手・野村を苦しめた。対抗策として野村さんが取り入れたのが投手のクイックモーションだった。「それをまた僕が研究し、レベルを上げさせてもらった」と現役時代の切磋琢磨(せっさたくま)を語った。

南海時代のチームメートで、通算2157安打、596盗塁をマークした広瀬叔功氏は「気心知れた仲間だった。もう会えないと思うと、やはり寂しい」と話した。〔共同〕

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