米商業REIT最大手サイモン、同業を3900億円で買収

2020/2/11 6:48
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【ニューヨーク=河内真帆】米商業施設不動産投資信託(REIT)最大手のサイモン・プロパティ・グループは10日、同業タウブマン・センターズの全資産を約36億ドル(約3945億円)で買収することで合意したと発表した。買収手続きは2020年半ばまでに完了する見込み。

ネット通販の拡大で米ショッピングセンターは来客数の減少が続いている=AP

タウブマンは米東部ニュージャージー州の高級ショッピングモール「ショート・ヒルズ」など、米国とアジアで26カ所の大型商業施設を運営している。10日発表した19年10~12月期の最終損益は、米国内の複数の商業施設の減損処理などで3279万ドル(約36億円)の赤字(前年同期は307万ドルの黒字)だった。

米国ではネット通販の拡大などで郊外型の大型モールは来客数の減少が続いている。サイモンのデビッド・サイモン最高経営責任者(CEO)はタウブマンの買収について「買収後直ちにサイモンのREITの収益力が増加する」と強調した。

サイモンは今月、同社モールの大口テナントで19年9月に米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し経営破綻したカジュアル衣料大手フォーエバー21についても、米ブランド管理会社オーセンティック・ブランズなど2社と8100万ドルで共同買収する方針を明らかにしていた。

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