J2水戸、eスポーツチームを設立 茨城盛り上げ
サッカーJ2水戸ホーリーホックは10日、コンピューターゲームの対戦競技「eスポーツ」のチームを設立すると発表した。所属選手を選抜し、各種大会に出場する。ファン層の拡大を図りつつ、地域の盛り上げにつなげる考えだ。

サッカーゲーム「ウイニングイレブン2020」を競技種目とし、3月からの1年間、第1期として選手2人と契約する。選手は過去か現在、茨城県内に在住・在勤・在学していれば応募できる。年齢制限はなく、謝礼・旅費などをJ2水戸が支給する。
選手の選抜は2月29日、eスポーツ事業を手掛けるアプリシエイト(水戸市)が県内で開く大会で決める。3月下旬のエキシビションマッチを経て、公式大会などに参加する予定だ。J2水戸の沼田邦郎社長は「茨城が盛り上がることが一番」と強調した。