北海道の観光振興税、1泊「100円+α」案で一本化

2020/2/10 17:58
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北海道は10日、道内宿泊者を対象にした観光振興税の導入に向けて有識者から意見を募る懇談会を開いた。道が1人1泊につき100円を徴収し、道内市町村は使途に応じて税額を別途設定する「100円+α」案をまとめた。道はこれを基に、宿泊事業者や市町村、道議会などと意見調整しながら、2月末をめどに新税の考え方を示す。

2019年に宿泊税を導入した北海道倶知安町

2019年に宿泊税を導入した北海道倶知安町

道が100円を徴収した場合、年間35億円規模の財源を確保できる。豊かな自然を生かしたアドベンチャートラベルのコンテンツ作りや観光人材の育成、医療機関の外国人対応など各種観光関連施策に充てる。

懇談会では3案を議論してきた。100円+α案以外では道税と市町村税の合計額を一本化する案や、道税を基本200円として市町村が独自に徴収する場合のオプションを設けた案を用意していた。

観光振興税や宿泊税を巡っては、北海道倶知安町が2019年11月に定率制(宿泊料金の2%)で徴収を始めた。北海道函館市が3日に1人1泊につき200円の定額制宿泊税の概要をまとめるなど、道内約20市町村が導入のための検討を進めている。

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