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皇位継承策 意見聴取開始 4月以降に検討本格化

官房長官が表明

菅義偉官房長官は10日の衆院予算委員会で、安定的な皇位継承策の検討に向けて、有識者からの意見聴取をすでに始めていると明らかにした。本格的な検討は4月の「立皇嗣の礼」を終えた後に始めるとの見通しを示した。国家の根本にかかわる問題と指摘し「国民のコンセンサスを得るためには十分な分析、検討と慎重な手続きが必要だ」と強調した。

衆院予算委で答弁する菅官房長官(10日午後)=共同

これまでに政府の有識者会議の報告書、関係資料や書物の収集に加えて「事務方が有識者から個別に話をうかがうなど最近の議論の動向を踏まえ検討を行っているところだ」と説明した。立憲民主党の山尾志桜里氏への答弁。

菅氏は秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣(こうし)になったことを示す立皇嗣の礼について「一連の行事の中の最後の行事だ」と指摘した。関連行事の後に「具体的に様々なことを進めていきたい」と表明した。

自民党などには男系天皇を維持するため、戦後廃止された旧宮家の皇籍復帰を求める声もある。山尾氏が政府として旧宮家の子孫の意向を確認したことはあるかを問うと、菅氏は否定した。今後も確認する予定はないとの方針を示した。

2017年に成立した皇室典範特例法の付帯決議は「安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等」を重要な課題と明記した。政府に検討結果を国会に報告するよう求めた。

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