都立病院、行政的医療欠かせず 新型肺炎対応など
独法化へ 都立病院改革(上)

2020/2/12 2:00
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日本経済新聞 電子版
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中国・武漢から帰国した邦人を乗せて荏原病院に到着した救急車(1月29日、東京都大田区)

中国・武漢から帰国した邦人を乗せて荏原病院に到着した救急車(1月29日、東京都大田区)

1月29日の朝。東京都大田区の荏原病院に救急車が次々と到着した。この日、新型コロナウイルスによる肺炎患者が急増していた中国・武漢からチャーター便で在留邦人206人が帰国。うち4人が荏原病院、1人が駒込病院(文京区)に緊急搬送された。

荏原病院は東京都が出資する公益財団法人、東京都保健医療公社が運営する公社病院。駒込病院は都が直営する都立病院だ。感染症に対応する指定医療機関として、ウイルスが病室から外に出ないように気圧を低くする「陰圧室」などを持つ病床を備える。5人を含めチャーター機での帰国者のうち、せきなどの症状があった約30人がこれまで都立、公社病院へ搬送された。

「これこそがまさに行政的医療だ」(都幹部)――。行政的医療は感染症への対応のほか、災害、救急医療といったコストのかかる医療で、…

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