/

三菱重工、H2A打ち上げ成功 偵察衛星を搭載

三菱重工業は9日、国産基幹ロケット「H2A」の打ち上げに成功したと発表した。種子島宇宙センター(鹿児島県)で午前10時34分に打ち上げ、約20分後に衛星を分離し目標の軌道に入った。H2Aは41号機で、情報収集衛星「光学7号機」を搭載した。1月末に設備の不具合で打ち上げを延期していた。今後2020年度の新型「H3」にはずみをつける。

内閣衛星情報センターの「光学7号機」は地上を撮影する偵察衛星で、北朝鮮のミサイルや災害被害など、地上の情報を把握するのに使われるとされる。

H2Aの打ち上げはこれまで35回連続で成功しており、成功率は97.6%。「H2B」と合わせて43回連続で成功しており、成功率は98%となった。

1月末には窒素ガスを供給する地上設備の配管に漏れが見つかり、修理と点検を実施するため打ち上げ時期を延期していた。当初の計画通りに打ち上げる「オンタイム打ち上げ」とはならなかったが、三菱重工は顧客との契約期間内の打ち上げには成功した格好だ。

ロケット開発では米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が率いるスペースXや仏アリアンスペースなど海外との競争が激化している。国産ロケットは高い成功率を売り物に今後は打ち上げコストを低減するなどして、次のH3開発に移行する見通しだ。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン