VW、中国の一部工場の操業再開を再延期 17日に 新型肺炎拡大で

2020/2/9 2:31
保存
共有
印刷
その他

【フランクフルト=深尾幸生】独フォルクスワーゲン(VW)は8日、コロナウイルスによる新型肺炎の拡大をうけ、一部の工場の操業再開を17日に再延期すると発表した。これまでは10日以降に再開するとしていた。サプライチェーンに問題が生じていることに加え、従業員の移動が制限されているためだ。最重要市場である中国での生産休止の長期化は業績に大きな影響を与えそうだ。

当初は春節(旧正月)明けの3日から稼働する予定だったが、10日以降に延期していた。今回、一部の工場を対象にさらに延期する。上海汽車集団との合弁工場は、上海の1工場のみ10日に再開し、ほかは17日の再開とする。第一汽車集団との合弁会社は、天津工場は17日に再開を延ばし、そのほかは予定通り10日から操業を始める。

VWは2019年に世界全体の約4割にあたる423万台を中国で販売した。VWにとって最大の市場で、利益率も高い。武漢のある湖北省に工場はないが、中国全体で30を超える車両やエンジンなどの工場を持ち、95%以上を現地で生産している。

調査会社のIHSマークイットによると、一日の自動車生産台数は約1万5千台と、中国で生産する自動車メーカーのなかで最も多い。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]