早期の対EU、FTA「実行可能」と楽観論 英外相

英EU離脱
2020/2/8 20:01
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来日中のラーブ英外相は8日夕、都内の英国大使館で記者団の取材に応じた。1月末に離脱した欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)締結期限を2020年末と早期に設定していることについて、「(合意は)実行可能だ」と楽観論を示した。その根拠として、EUが対英で貿易黒字を計上していることや、リビアやイラン問題、新型コロナウイルスなどへの対処で協力関係にあることを挙げた。

ラーブ英外相は8日、天皇、皇后両陛下の訪英への「最も熱烈な歓迎」を表明した(東京・千代田)

ジョンソン英政権はEU離脱後の激変緩和のために従来の英・EU関係が続く12月末までの「移行期間」を延長しないと表明済みだ。交渉時間の不足からFTAを妥結できないまま移行期間が終了し、EU加盟国どうしの貿易では不要だった関税が発生する可能性が指摘されている。

ラーブ氏は英EU間の離脱協定に付随する政治宣言で「関税ゼロ」や、英国の金融規制をEUが自らと同水準と認めれば英金融機関のEU市場へのアクセスを認める「同等性の措置」がうたわれている点にも言及し、英国に進出済みの日本企業の懸念払拭に努めた。

天皇、皇后両陛下の今春の英国訪問予定を巡っては「大変光栄だ。お二人が留学された国に戻ってこられることに興奮している」と述べ、「最も熱烈な英国式の歓迎」を約束した。

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