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WHO「マスクや手袋の不足深刻」 需要100倍、価格20倍

【ジュネーブ=細川倫太郎】世界保健機関(WHO)は7日、マスクや手袋などの個人防護用品の不足が深刻になっていると警鐘を鳴らした。新型コロナウイルスの感染を恐れる顧客の買いだめなどが一因とみられる。WHOは特に最前線で働く医療関係者に十分にいき渡っていないとし、各国や企業と協力して対策を急ぐ方針だ。

WHOは個人防護用品の需要は通常時に比べ最大100倍、価格は同20倍になっていると分析した。インターネットではマスクなどが高額出品されているケースも目立つ。テドロス事務局長は会見で「個人防護用品の市場は深刻な混乱に陥っている」と指摘した。患者をケアするために使うのが最も重要だが、「それ以外の不適切な使用によって状況が悪化している」という。在庫は枯渇しつつあるといい、感染が少ない地域での備蓄は推奨しないとも強調した。

新型コロナウイルスの感染は拡大を続け、感染者数は3万1千人を超えている。日本では7日、横浜港で検疫を受けているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新たに41人の感染が確認された。乗客や乗員はウイルス潜伏期間相当の14日間は船内で待機することを強いられている。WHOは「身体的、精神的にもとてもつらい状況であり、日本の当局と対策を緊密に協議している」とした。

一方でWHOは船内という閉鎖された特殊な環境を考えれば、感染率は飛び抜けて高いわけではないとの認識も示した。

新型肺炎

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