ロシア中銀、6会合連続利下げ 新型肺炎リスクに

2020/2/7 22:58
保存
共有
印刷
その他

【モスクワ=小川知世】ロシア中央銀行は7日の金融政策決定会合で、主要な政策金利を年6.25%から6.0%に引き下げると決定した。利下げは2019年6月以降、6会合連続で、10日から実施する。新型コロナウイルスによる肺炎の流行拡大で、世界経済が減速するリスクを指摘し、さらなる利下げに踏み切る可能性も示した。

中銀のナビウリナ総裁は記者会見で「インフレ率の減速が予想を上回っている。世界経済の減速リスクも残る」と説明した。新型肺炎の流行拡大を今後の不確定要因に挙げ、ロシア通貨ルーブルの為替相場などに影響する可能性を指摘した。

インフレ率は食料品価格の上昇が鈍ったことなどを背景に中銀目標の4%を下回っている。1月の消費者物価指数の上昇率は前年同月比で2.4%で、19年12月の3%から低下した。国内総生産(GDP)の実質成長率は19年に前年比1.3%(速報値)と低迷が続いている。中銀は20年のインフレ率を3.5~4%、GDP成長率を1.5~2%と予測した。

電子版の記事が今なら2カ月無料

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]