英、駐米大使に初の女性 トランプ氏批判の辞任受けて

2020/2/7 21:32
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【ロンドン=中島裕介】英政府は7日、駐米英大使に、カレン・ピアス英国連大使を起用すると発表した。前任者はトランプ米大統領を批判して辞任し、空席になっていた。英国で初めての女性の駐米大使となる。米英自由貿易協定(FTA)の交渉や、次世代通信規格「5G」への中国の通信大手、華為技術(ファーウェイ)参入の問題など難題を抱える中での着任となる。

駐米英大使に起用されたピアース氏は一貫して外交畑を歩んできた=ロイター

前任のダロック氏は2019年7月に、英国に送った公電でトランプ米大統領を「無能」「機能不全」などと批判したことが英紙に暴露された。これにトランプ氏が「大使の相手はしない」などと猛反発したのを受けてダロック氏は辞任し、大使は空席となっていた。まずはホワイトハウスとの関係の修復がピアース氏の課題になる。

英政府によると、ピアース氏は英外務省でキャリアをスタートし、駐米大使の秘書や世界貿易機関(WTO)など外交畑を歩み、東京勤務の経験もある。ピアース氏は起用を受けて「両国の特別な関係を強化し、さらに深めることを望む」との声明を発表した。ラーブ英外相は「米英の友好関係にとって大きなチャンスだ。優れた外交官をワシントンに送ることを誇りに思う」とコメントした。

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