エリクソン、携帯見本市「MWC」出展中止 肺炎対策で

2020/2/7 22:00
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【ロンドン=佐竹実】スウェーデンの通信機器大手エリクソンは7日、2月下旬に開かれる世界最大のモバイル機器見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)2020」への出展を取りやめると発表した。新型コロナウイルスによる肺炎の感染が広がっているのに対応する。韓国のLGエレクトロニクスも出展を取りやめると発表している。

MWCはスペインのバルセロナで24日から開かれる予定で、次世代通信「5G」に関わる新技術が注目されている。エリクソンは「自社のブースに数千人の来場者が見込まれる。(ウイルスの)リスクが低くても、従業員や来場者の健康と安全を保証することができない」と説明している。

エリクソンはフィンランドのノキア、中国の華為技術(ファーウェイ)と並ぶ通信機器大手。MWCはスマートフォンの新型端末や次世代技術などの発表の場として例年注目を集める。

コロナウイルスの感染拡大を受け、企業などの展示会自体も中止に追い込まれている。スイスの腕時計世界最大手スウォッチグループは、2月下旬から同国のチューリヒで開く予定だった展示会の中止を決めた。4月下旬からスイスで開かれる高級時計の2大見本市「ウォッチズ&ワンダーズ」と「バーゼルワールド」の主催団体も開催の是非を検討しているとみられる。

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