関西財界セミナー閉幕 「世界リスクへの対応強化」

2020/2/7 18:36
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関西財界セミナーを終え記者会見する(右から)関西経済連合会の松本正義会長、関西経済同友会の池田博之代表幹事、深野弘行代表幹事(7日、京都市左京区)

関西財界セミナーを終え記者会見する(右から)関西経済連合会の松本正義会長、関西経済同友会の池田博之代表幹事、深野弘行代表幹事(7日、京都市左京区)

京都市で開かれた「第58回関西財界セミナー」(関西経済連合会、関西経済同友会が主催)が7日、閉幕した。2日間にわたった議論では、新型肺炎の感染拡大などを念頭に、不透明感が強まる国際情勢を警戒する声が続出。一方、関西が控える大型イベントを生かし、持続的な地域の活性化やビジネスの創出に挑む姿勢を鮮明にした。

レンゴーの大坪清会長兼社長は新型肺炎の影響について「中国国内の自動車部品向けの事業所は操業を止めている。一方、ミルクや錠剤を梱包するパッケージは操業を止めないでほしいと当局から言われている。(運送の)車が少なくて困っている」と説明した。また阪和興業の古川弘成社長は中国が主導する広域経済圏構想「一帯一路」と歩調を合わせる戦略を披露。東南アジアに進出する中国企業と連携しながら事業を拡大し「インドネシアでは鉄の問屋になれそうだ」と述べた。

セミナーには過去最多の734人が参加した。関西同友会の深野弘行代表幹事は主催者声明で「関西の強みを生かし、持続的に発展する社会・経済システムを構築する必要がある」と強調。関西が一体となり、グローバルリスクへの対応力強化やスポーツ振興を契機とした活性化などに取り組む方針を打ち出した。

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