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JR北海道の最終赤字55億円に縮小、エアポートも貢献

JR北海道が7日発表した2019年4~12月期の連結決算は、最終赤字が55億円(前年同期は110億円)と2期連続の赤字だった。前期の札沼線関連の特別損失がなくなり、鉄道やホテル事業も伸びたが、修繕費を補えなかった。20年3月期は従来予想を引き上げたが、新型コロナウイルスの影響は現時点では未知数としている。

売上高にあたる営業収益は2%増の1292億円。うち鉄道運輸収入が557億円で6%伸びた。北海道胆振東部地震後の需要減の反動もあり、空港快速「快速エアポート」と10月から始めた運賃値上げが寄与した。

営業損益は262億円の赤字(前年同期は293億円の赤字)。売り上げが伸びた一方、資材調達コストを抑えるなどして経費を前年並みにして赤字幅を縮めた。

通期の業績見通しは営業収益を前期比1%増の1732億円と、従来予想から1億円下げた一方、最終黒字は21億円と経営安定基金の運用益の増加で予想から4億円引き上げた。

通期予想には新型ウイルスによる肺炎の影響は加味されていない。観光需要の落ち込みで鉄道輸送だけでなくホテル部門にも影響が出る見通しで、記者会見した綿貫泰之常務は「(影響額は)まだまとまっていない」と説明。「肌感覚では外国人だけでなく日本人の外出も減っている」と今後に懸念を示した。

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