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丸紅、タイで火力発電の効率化実証 IoTとAI活用

丸紅はタイ政府系のタイ発電公社(EGAT)と火力発電所の発電効率を改善する実証事業に取り組む。EGATが所有するマエモ火力発電所(タイ北部)が対象。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」を活用して発電所の運転状況をリアルタイムに取得し、人工知能(AI)を活用して分析。発電効率の改善と温暖化ガスの排出削減を実証する。

実証事業はマエモ火力発電所の11号機と13号機を対象にこのほど開始した。発電所の稼働に関するデータをセンサーを経由してクラウドに送信。収集したデータをAIで解析し発電効率の改善に取り組む。機器の故障の予兆を検知して、事故の防止にもつなげていく。

温暖化ガスの排出削減を巡っては、例えばボイラーの燃料効率を向上すると、11号機と13号機合計で年間1万4000トンの二酸化炭素(CO2)排出量を削減できる見込みという。タイは温暖化対策の国際枠組みを定めたパリ協定に基づき、2030年までに05年比20~25%の温暖化ガスの削減を目指している。

実証は3年間の実施を予定する。丸紅は今後、実証を通じてIoTを活用した発電効率の改善を事業化する方針。

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