トランプ氏が「勝利宣言」、弾劾裁判の無罪評決で

2020/2/7 5:09
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6日、トランプ米大統領は罷免に賛成した共和党のロムニー上院議員を批判した(ワシントン)=ロイター

6日、トランプ米大統領は罷免に賛成した共和党のロムニー上院議員を批判した(ワシントン)=ロイター

【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は6日、議会上院の弾劾裁判で無罪評決が出たことについて「完全無罪だ。この言葉がこんなに心地よいと思わなかった」と強調して「勝利宣言」した。トランプ氏の罷免に反対した与党・共和党の結束を高く評価する半面、ウクライナ疑惑の追及を指揮した野党・民主党のペロシ下院議長を「ひどい人だ」と酷評した。

トランプ氏は閣僚や共和党議員、支持団体の代表などをホワイトハウスに集めて弾劾裁判を総括した。「きょうは記者会見でも演説でもなく祝賀会だ」と強調。「トランプ氏に無罪」との見出しの米紙ワシントン・ポストの記事を聴衆に見せると大歓声があがった。トランプ氏は「これまででワシントン・ポストがつけた唯一の良い見出しだ」と上機嫌に語った。

トランプ氏は弾劾裁判の運営を事実上仕切った上院共和党トップのマコネル院内総務やホワイトハウス弁護団に加わったジム・ジョーダン下院議員などにそれぞれねぎらいの言葉を贈った。

一方で裁判で造反して罷免に賛成票を投じた共和党のミット・ロムニー上院議員を「失敗した大統領候補だ」と皮肉った。ロムニー氏は2012年の同党の大統領候補となったが現職のオバマ大統領に敗れた。民主党のペロシ氏やアダム・シフ下院情報特別委員長についても「意地が悪い」などと批判した。

これに先立ち、ペロシ氏は6日の記者会見で「米国の安全保障を傷つけ、選挙の正統性を危うくし憲法に違反したことで訴追されたと歴史に刻まれた」と強調した。

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