新型肺炎警鐘の中国人医師死亡 武漢で自身が感染

2020/2/7 1:34 (2020/2/7 12:08更新)
保存
共有
印刷
その他

中国中央テレビ電子版が報じた李文亮さんの写真=共同

中国中央テレビ電子版が報じた李文亮さんの写真=共同

【ニューヨーク=大島有美子】新型コロナウイルスによる肺炎について中国当局に先んじて感染拡大の危険性を指摘していた中国の男性医師が、同肺炎にかかり、現地7日未明に死亡したことが分かった。入院先とみられる病院が中国版のツイッター、微博(ウェイボ)に「懸命に救命したが死去した」と投稿した。

医師は湖北省武漢市在住の李文亮氏(33)。武漢の病院に勤めており、同医師が診た患者数人が重症急性呼吸器症候群(SARS)に似た症状を示していたことから、感染拡大の可能性を早期に察知。2019年12月末に同僚などに私的な対話チャットを通じて懸念を発信していた。

李氏は数日後、中国当局から「間違った情報を発信し、他人を混乱させた」ことをとがめられ、発信を続ければ逮捕される恐れがあると通告を受けたという。その後当局が李氏に謝罪したが、自身も感染して入院していた。

国内外の編集者が執筆するニューズレターを平日毎日配信しています。「世界のいま」がつかめ、ビジネスや就活に役立ちます。登録はこちら(電子版有料会員限定)。https://regist.nikkei.com/ds/setup/briefing.do?me=S001&n_cid=BREFT038
保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]