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リニア工事、有識者会議概要を静岡県に提示 国交省

リニア中央新幹線の南アルプストンネル工事を巡り国土交通省は6日、大井川の水量などへの工事の影響を議論する有識者会議の概要を静岡県に提示した。県と国交省はすでに有識者会議の設置で合意済みだが、県側は会議の全面公開や中立性の確保などを求めている。県は国交省が今回提示した運営方法などを検討し、来週中に受け入れの可否を回答する方針だ。

県は有識者会議の設置条件として、会議の全面公開や県の推薦者の参加、会議トップの中立性など5項目を要望している。6日に国交省内で開いた静岡県の難波喬司副知事と国交省の水嶋智鉄道局長らによる協議の場で、国交省側は会議を「原則公開」とするほか構成する有識者の候補も示し、県側に早期設置への理解を求めた。

協議後に難波副知事とともに記者会見した国交省の江口秀二技術審議官は、有識者会議で議論する項目について「『トンネル湧水の全量の戻し方』と『地下水への影響』を重点的に議論していく」と説明。一方で難波副知事は「我々としては47項目を議論していただきたい」と述べ、あくまで生態系への影響など水以外の課題も含む検証が必要だとの考えを強調した。

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