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デサント、18期ぶり赤字転落 今期最終 韓国不買も響く

デサントは6日、2020年3月期の連結最終損益が10億円の赤字(前期は39億円の黒字)になりそうだと発表した。従来予想は前期比82%減の7億円だった。子会社の売却や清算などに伴い約17億円の特別損失を計上する。伊藤忠商事の傘下で中国事業をテコ入れ中だが、韓国での不買運動も響いて18年ぶりの最終赤字となる。年間配当も無配とする。

売上高や営業利益の予想は据え置いた。「inov-8(イノヴェイト)」ブランドで山道を走るための靴などを手掛ける英子会社5社を売却する。スキー用品のカナダ子会社は清算する。いずれも販売不振が続き、再建が難しいと判断した。

同日発表した19年4~12月期の連結売上高は前年同期比8%減の928億円、純利益は38%減の17億円だった。土橋晃取締役は大阪市内の記者会で「減収減益の大部分は韓国の業績によるもの」と説明した。韓国子会社の決算期は本体とずれており、昨夏に日韓関係が悪化してからの業績は今回初めて反映された。「19年7月以降は30%の減収のトレンドが続いている」(土橋取締役)

敵対的TOB(株式公開買い付け)を経て伊藤忠から来た小関秀一社長の下、中国事業の拡大を成長の柱に据えている。ただ中国のスポーツ用品大手安踏体育用品(ANTA)との協業についての交渉は続いており具体的な事業計画は示せていない。新型肺炎の影響も見通せず、不安要素が残る。

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