菊水化学元常務、無罪主張 塗料製品巡るデータ漏洩

2020/2/6 17:15
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日本ペイントホールディングス(大阪市)の製品データを競合する菊水化学工業(名古屋市)に漏洩したとして、不正競争防止法違反(営業秘密開示)罪に問われた同社元常務、橘佳樹被告(66)の弁護団は6日、名古屋地裁(吉井隆平裁判長)の公判で最終弁論を行い、無罪を主張した。判決は3月27日。

1月の論告で検察側は懲役4年、罰金200万円を求刑。弁護側は最終弁論で「菊水側に伝えたとされる情報は古い商品の配合情報で市場競争力はない。特許公報や成分分析で知ることもでき、営業秘密に当たらない」と主張した。

起訴状によると、日本ペイントHDの子会社に勤務していた2013年1月ごろ、不正な利益を得る目的で、原料や配合量を記した塗料の設計データ2種類をUSBメモリーに複製して持ち出し、転職後の同年4月と8月にそれぞれ菊水側に伝えたとしている。〔共同〕

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