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もう1つの「Oneみずほ」阻んだ壁

本社コメンテーター 上杉素直

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おとそ気分が抜けきらない1月10日、東京・大手町のみずほフィナンシャルグループ(FG)本社に坂井辰史社長、藤原弘治みずほ銀行頭取の両トップを訪ねる人物がいた。みずほの系列リース最大手、東京センチュリーの浅田俊一社長だ。「NTTと提携を交わし、出資を受け入れる」。浅田氏がほのめかした決断は、東京センチュリーに連結グループ入りを求めてきたみずほの意向と真っ向から反する内容だった。

東京センチュリーは6日、NTTと筆頭株主の伊藤忠商事を対象とする第三者割当増資を2月下旬に実施すると発表した。NTT(10%)と伊藤忠(25%)を合わせた東京センチュリーへの出資比率は35%になり、みずほ銀行(約3.8%)と日本土地建物などの親密先を合わせた約30%を上回ることになる。浅田氏が今回、自らの出身母体であるみずほから名実ともに距離を置こうとした背景には何があったのか。

ちょうど1年前。みずほは懸案だったリース事業でようやく一歩を踏み出した。2019年2月にまとめたのは、丸紅と組んで系列の興銀リースに追加出資し、連結対象の持ち分法適用会...

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