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スーパー再建、門外漢の目線で H2O社長に荒木氏

エイチ・ツー・オーリテイリングの次期社長に決まり記者会見する阪急阪神百貨店の荒木直也社長(右)。左は阪急阪神百貨店の次期社長に決まった山口俊比古取締役執行役員(5日午後、大阪市北区)

エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)は5日、傘下の阪急阪神百貨店社長の荒木直也氏(62)が4月1日付で社長に昇格すると発表した。目下の課題は営業赤字が続くイズミヤなどスーパー業態の立て直し。百貨店畑の荒木氏は阪急うめだ本店を関西随一のデパートに育てた。百貨店での成功体験を生かし、スーパー業態の存在感を高めることが荒木氏の最初の仕事になりそうだ。

H2Oのスーパー業態を含むセグメントの2019年4~12月期の営業損益は11億円の赤字だった。収益改善に向け、最も苦戦していたイズミヤの日用品の販売を切り出し、4月にドラッグストア大手のココカラファインとの共同出資会社に移管する予定だ。

足元ではスーパーの食品販売部門にも不振の影が及ぶ。ドラッグストアなども食料品の販売を強化し、競争が激しくなっているためだ。組織再編だけでスーパーを立て直せるかは不透明だ。

荒木氏は一時期スーパーやショッピングセンターの仕事にも関わっていたが、キャリアの大半を百貨店で過ごした。12年4月に阪急阪神百貨店の社長に就任し、建て替えて同年11月に再開業した阪急うめだ本店の育成に携わってきた。

「独自性を見いだして戦うという点で私の経験や視点が生かせるはずだ」と荒木氏。百貨店畑というある意味"門外漢"の目線で大胆な改革ができるかがイズミヤや阪急オアシス立て直しのカギを握っている。

(香月夏子)

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