「造船など生産性向上」日銀・若田部副総裁、愛媛で懇談

2020/2/5 19:01
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日銀の若田部昌澄副総裁は5日、松山市で開いた金融経済懇談会で、愛媛県内景気について「企業の生産活動に幾分弱めの動きがみられるが、全体として回復を続けている」と述べた。懇談会後の記者会見では活性化策として「(地場産業の)海運造船や紙パルプが研究開発強化で生産性向上を目指している。そういった方向を強めるのが望ましい」と指摘した。

記者会見する日銀の若田部昌澄・副総裁(左)と堂野敦司・松山支店長(5日、松山市)

懇談会には中村時広知事や地域金融機関のトップらが出席した。出席者からは「新型コロナウイルスによる感染症拡大がインバウンド需要にもたらす影響への懸念」が聞かれたという。

全国より速いペースで少子高齢化が進む愛媛では、中小企業を中心に人手不足が深刻となっている。自治体などが取り組む「移住促進サイトやRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)導入支援を心強く感じた」とした。地元経済界からは「人々が経済成長を実感できるような政策運営のかじ取り」の要望があったという。

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