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業績ニュース

パンパシHDの今期、純利益2%減に上方修正 ユニーの採算改善

2020/2/5 21:00
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ディスカウント店「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは5日、2020年6月期の連結純利益が前期比2%減の460億円になる見通しだと発表した。従来予想から10億円の上方修正で、減益幅が縮小する。総合スーパー(GMS)事業の採算が改善する。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて下半期(20年1~6月期)は慎重な見通しとした。

売上高は従来予想より100億円多い26%増の1兆6700億円とした。19年1月に完全子会社にしたGMS大手、ユニーの売り上げを通年で取り込んで大幅な増収を見込む。業績が上振れするのは、ユニーの採算改善が想定以上に進んでいることが大きい。

ドンキ流の仕入れや売り場づくり、品ぞろえなどのノウハウをユニー側と共有。売れ行きが悪かった化粧品や家電など、食品以外の分野の売り上げが伸びている。ユニーのGMS「アピタ」と「ピアゴ」をディスカウント型GMS「MEGAドン・キホーテ UNY」などに転換したのも奏功している。

さらに「転換していない近隣のアピタやピアゴの売り上げが伸びる例もある」(ユニーの関口憲司社長)という。転換した店舗が新たなお客を取り込む一方、残った店舗については転換前のアピタやピアゴのお客が来店するという効果が出ているようだ。

広告宣伝費や交際費、人件費などを見直した影響も加わり、営業利益は14%増の720億円となる見通し。従来予想を40億円上回る。

一方、足元では新型肺炎の感染拡大がインバウンド(訪日外国人)消費に悪影響を及ぼす可能性が出ている。主要子会社、ドン・キホーテの全体に占める免税売上高の比率は19年6月期実績で約1割。うち4割は中国人客が占める。

パンパシHDの高橋光夫最高財務責任者は「新型肺炎の影響でこの先2~3カ月はインバウンド需要が弱含む可能性がある」と指摘。ドン・キホーテの既存店売上高の見通しは前期比横ばいから1.8%減に引き下げた。

下半期だけをみると純利益や営業利益の予想は下方修正した格好になる。もっとも、高橋氏は「通期の業績予想はかなり保守的だ」と強調した。中国人の免税売り上げの鈍化などは、東南アジアや欧米からの訪日客の売り上げ増で補う考えだ。

5日には30年6月期に売上高3兆円、営業利益2000億円を目指す長期目標も発表。国内小売業の成長や海外、金融事業の拡大を見込む。パンパシHDの吉田直樹社長は「小売業を取り巻く環境は厳しいが、最後まで勝ち続ける究極の勝ち組を目指す」と話した。

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