「台湾のWHO参加へ働きかけを」 日華議員懇が提言

2020/2/5 19:30
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台湾との友好関係を重視する超党派の日華議員懇談会は5日に国会内で役員会を開いた。中国湖北省武漢市で新型コロナウイルスによる肺炎が発生したことを受け、世界保健機関(WHO)総会に台湾をオブザーバーとして参加させるよう提言した。WHOに働きかけるよう政府に求めた。

5日、提言を政府に提出する古屋圭司会長(右から2人目)

古屋圭司会長(自民党)は会合で「台湾の参加は喫緊の課題だ。世界普遍の人間の健康という視点からすれば、おかしな話だ」と述べた。会合に出席した外務、厚生労働両省の幹部にそれぞれ提言を手渡した。

日本政府も台湾へのWHO参加を支持している。安倍晋三首相は1月30日の参院予算委員会で「政治的な立場で排除しては地域全体を含めた健康維持、感染の防止は難しい。我が国の立場は引き続きWHOで主張したい」と述べていた。

中国政府は台湾を国家として認めない「一つの中国」の原則を掲げ、台湾のWHO総会への参加に反対している。台湾は2009年から8年連続で総会にオブザーバー参加したが、17年以降は参加していない。参加が認められれば総会で意見を表明でき、加盟国との情報共有が進む。

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