スバル、部品の代替調達も視野 新型肺炎の拡大で

2020/2/5 16:47
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SUBARU(スバル)の岡田稔明取締役専務執行役員は5日、2019年4~12月期の決算会見で新型肺炎の感染拡大について、「慎重に調査を進めている」と説明した。中国に生産拠点を持たないものの、取引がある部品メーカーが中国に進出しており、中国から部品調達が滞る懸念があるとした。今後、代替調達も視野に入れながら緊急に備えて対応する。

スバル、部品の代替調達も視野

岡田取締役は「当面は工場を止めるということはない」としたうえで、「全体の把握に苦労している」と説明した。

「ティア1」と呼ぶ一次部品メーカーを中心にして調査を進めている。今後の新型肺炎の感染拡大を見越して、「代替調達も考え始めないといけない」との考えを示した。社内外で引き続き状況を確認しながら、生産活動や業績への打撃を最小限にする構えだ。

同日に発表した2019年4~12月期の連結売上高は前年同期比3.9%増の2兆4845億円だった。主力市場の米国では「フォレスター」や「アセント」といった多目的スポーツ車(SUV)の販売が堅調で、販売台数は4.8%増の52万台。純利益は5.4%減の1116億円だった。

4~12月期の国内販売は9%減の9万4700台だった。19年10月の大型台風や消費増税の影響に加え、主力車「インプレッサ」でモデルの切り替え時期が重なったことが響いた。(為広剛)

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