トヨタの1月中国販売1%減 春節要因、新型肺炎も影
マツダは8%減

2020/2/5 16:21
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トヨタ自動車の1月の中国新車販売は、春節休暇の影響で高級車ブランド「レクサス」などが落ち込んだ(19年11月、広東省広州市での展示)

トヨタ自動車の1月の中国新車販売は、春節休暇の影響で高級車ブランド「レクサス」などが落ち込んだ(19年11月、広東省広州市での展示)

【広州=川上尚志】トヨタ自動車は5日、中国での1月の新車販売台数が前年同月比1.2%減の14万5300台だったと発表した。マツダが同日発表した1月の販売実績も8.2%減の2万963台だった。2020年の春節(旧正月)休暇が19年に比べ早く始まり販売店が休みだった影響が出た。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大の影響は1月は限定的だったが、2月以降に打撃が広がるのは必至だ。

トヨタの1月の販売台数は3カ月ぶりに前年実績を割り込んだ。主力の「カローラ」や高級車ブランド「レクサス」の販売が落ち込んだ。トヨタは新型肺炎の中国販売に対する影響について「1月はほとんど無かったが、2月以降は出てくる可能性がある」という。

マツダも3カ月ぶりに前年実績を下回った。合弁会社の長安マツダ汽車の販売が苦戦した。

中国では春節休暇の時期は毎年変わり、20年は1月24日からで、19年の2月4日からに比べ早かった。このため、1月後半に休業する自動車販売店が多く、販売台数は前年に比べ落ち込むとみられていた。

20年の春節休暇は新型肺炎の発生地とされる湖北省を除いて2日に終了したが、多くの省や直轄市は企業に9日まで休業を延長するよう指示している。自動車販売店の多くも営業を止めており、2月の販売は大きく落ち込む見込みだ。

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