香港キャセイ、本土便9割削減に拡大 米2社は香港便停止

アジアBiz
2020/2/5 15:47
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【香港=木原雄士】香港のキャセイパシフィック航空は中国本土便を段階的に約9割減らすと発表した。1月末に中国本土便を5割以上減らすと発表していたが、運休や減便を上積みする。新型コロナウイルスの感染拡大と大幅な旅客需要の落ち込みに対応する。従業員に3週間の無給休暇を取得するよう求めた。アメリカン航空とユナイテッド航空も香港便の運休を発表した。

キャセイパシフィック航空などの運休が相次ぐ(マスク姿の客室乗務員)=AP

キャセイは5日までに杭州や寧波、広州、重慶と香港を結ぶフライトを運休にした。本土便削減でキャセイと傘下のキャセイドラゴン航空の輸送量は約3割減る。香港政府は本土と結ぶ高速鉄道なども止めており、本土と香港の人の流れが一段と細る見込みだ。キャセイは香港取引所への開示資料で「厳しい環境にあるが、財務状況は堅固だ」と強調した。

アメリカンとユナイテッドは米国務省が中国への渡航警戒レベルを引き上げたのを受けて、1月末に本土便の運航停止を決めていた。国務省は中国本土と香港は異なる扱いとしているが、香港便の需要減少が避けられないと判断した。米メディアによると、香港便の運休は20日までの予定だ。

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