「採用弱者」中小の逆襲 時間・手間かけ精鋭見極め
惑う就活「新ルール」(4)
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「就活の前倒しが進み、最近は学生の動きが読めない」。都内で金属加工を手がける中小企業の採用担当者は頭を抱える。担当は自分一人で他の仕事も兼務している。「以前は大手の内定が出る6月ごろから始めれば間に合った。従来の採用活動では人が採れなくなっている」
リクルートワークス研究所によると、2020年卒の求人倍率は従業員300人未満の企業で8.6倍。5千人以上(0.4倍)との格差は大きい。大手が通年採用...

就職活動に励む学生、採用する側の企業は、ともにオンラインと対面を駆使しより良い出会いを求めます。就活に役立つニュースや、様々な疑問に答える『就活探偵団』などの読み物を掲載します。