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ディズニー動画配信、会員2650万人に 開始2カ月で

【シリコンバレー=佐藤浩実】米ウォルト・ディズニーは4日、2019年11月に北米とオランダで始めた動画配信サービス「ディズニー+(プラス)」の会員数が12月末時点で2650万人だったと発表した。先行するネットフリックスの北米の会員(6766万人)の4割にあたる規模を2カ月足らずで達成した。

ディズニーは動画配信サービスの登録者数について開始翌日に「1000万人を超えた」と公表したが、それ以降で会員数を明らかにするのは初めて。ネットフリックスの世界の会員数(1億6709万人)と比べると差はあるものの、積極的なマーケティングで利用者を急速に伸ばした。米調査会社によれば19年12月までに「ディズニープラス」のアプリは米国で3千万回以上ダウンロードされたという。

ディズニーは24年9月期に、ディズニープラスの世界の会員数を6千万~9千万に増やす目標を掲げており、好調な滑り出しといえる。ボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)は4日の電話会見で「月曜(3日)時点では2860万人になった」と増加が続いていることを強調。3月から新たにインドでも同サービスを始めると明らかにした。

解約が容易な動画配信サービスは魅力的な作品を出し続けられるかどうかがカギを握る。そのため、20年後半には「マンダロリアン」シリーズの新作や人気の高いマーベル・スタジオの独自作品を配信するという。

同日発表したディズニーの19年10~12月期の売上高は前年同期比36%増の208億5800万ドル(約2兆2834億円)、純利益は24%減の21億700万ドルだった。このうち「ディズニープラス」と「Hulu(フールー)」、スポーツ動画配信の「ESPN+(プラス)」をまとめた「ダイレクト・トゥ・コンシューマー」事業の売上高は同4.3倍の39億8700万ドルに拡大したが、営業損益は6億9300万ドルの赤字で、投資先行の状況が続いている。

足元では中国湖北省武漢市で発生した新型肺炎の感染拡大に伴う、テーマパーク事業への影響が懸念事項になっている。ディズニーは1月下旬から上海と香港の「ディズニーランド」を閉鎖中。両テーマパークの閉鎖により、20年1~3月期に営業利益ベースで1億7500万ドルの影響があるとみている。

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