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日本電産永守氏「集団体制、創業以来最大の失敗」

記者会見する日本電産の永守会長兼CEO(右)と関次期社長(4日午後、京都市中京区)

日本電産は4日、日産自動車の関潤元副最高執行責任者(COO)が4月1日付で社長に就任すると発表した。吉本浩之社長は副社長に就く。京都市内で記者会見した永守重信会長兼最高経営責任者(CEO)と関次期社長の主なやりとりは以下の通り。

――吉本氏を交代させた理由は。

永守氏「吉本氏は非常に頑張り屋。まさに日本電産のハードワークに適している。ただ、ものづくりに弱かった。事業(規模)は1兆5千億円だが、中身は広い。吉本氏も能力はあるから4、5年してトップに再チャレンジしてほしい」

「しつこくほしい人材を探していた。おそらく関さんが(日産の)社長になると見ていたが、違う人になった。そこで猛攻撃をかけた。10兆円企業を作りたいと、強く言った。絶好のチャンスだった」

関氏「だまされたつもりで来いといわれ、だまされてきた。企業の持続性は成長だ。その信条だった私に『(売上高)10兆円を一緒にやろう』といってくれた。これにクラクラときた。(10兆円は)やれると思っている」

――集団指導体制を維持するのか。

永守氏「呼び名はいいが、強いリーダーがいないとだめ。5、6人で決めていたのではだめだ。中国との戦いがあり、時間がかかってはいけない。集団体制に移行しようとしたが、それは創業以来の最大の間違いだった」

――プロの視点でみた日本電産の課題は。

関氏「日本電産の生産現場は品質、信頼性が安心できる。EVの普及は大きく伸びるだろう。その伸びに対応できる足腰を作っていく必要がある」

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