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2019年国産針葉樹合板 生産量過去最高 非住宅や分譲住宅の需要好調

2020/2/4 18:16
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住宅の壁や床に使うスギなどの国産針葉樹合板の2019年の生産量は過去最高を更新した。住宅需要が底堅かったことや、店舗などの非住宅の需要増が背景だ。一方、輸入合板の入荷量は1990年以来、約30年ぶりの最低水準だった。国産針葉樹合板への切り替えが進んでいることが鮮明となっている。

国産針葉樹合板の生産量は伸びている

農林水産省によると19年の国産針葉樹合板の生産量は前年比3.6%増の320万239立方メートルと4年連続で増えた。19年半ばに山梨県と大分県で合板工場が相次ぎ稼働したことが要因だ。分譲住宅や非住宅の需要が底堅かった。木材を事前に工場で加工するプレカット向けも好調だった。

一方で、南洋材を原料にする輸入合板の入荷量は減っている。日本木材輸入協会(東京・江東)によると、輸入合板の19年の入荷量は前年比13.2%減の253万5052立方メートルで、減少は3年ぶりだ。リーマン・ショックを背景に需要が減った09年を30万立方メートルほど下回った。

これまでは住宅の壁や床のほとんどが輸入合板だった。国産材の品質が向上しているうえ、割安なことから国産材を採用する動きが広がった。

現在は、構造用合板が9割、床材に使うフロア台板も3割を国産が占める。「18年後半に輸入合板が高値をつけたとき、国産に流れたのではないか」と林ベニヤ産業(大阪市)の内藤和行社長は話す。

16年に国産材の生産量が輸入材を逆転して以来、合板分野で国産の占める割合が高まっている。19年は56.7%と前年より4.3ポイント増えた。輸入合板は20年にさらに減るとの見方もある。

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