秋田のドリームリンクなど、岩ガキの養殖試験

2020/2/4 16:54
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外食チェーンのドリームリンク(秋田市)は秋田県男鹿市で岩ガキの養殖実証試験を始める。秋田県漁業協同組合北浦支所(男鹿市)に所属する戸賀湾養殖研究会が同市の支援を受けて実施する。カキ養殖会社の川崎水産(広島県廿日市市)が指導し、事業化を目指す。8センチメートルほどの小型の岩ガキを2021年夏に初出荷する考えだ。

ドリームリンクの村上社長(右)、川崎水産の川崎社長(中)、男鹿市の菅原広二市長(左)(1月28日、秋田県庁)

ドリームリンクの村上雅彦社長が外食業界向けオンラインサービスのインフォマートの仲介で、川崎水産の川崎健社長に協力を要請。川崎社長は18年夏以降、漁師6人でつくる戸賀湾養殖研究会などを訪れ、19年から種ガキ(稚貝)の採取を始めた。

同研究会は冬場のしけによる施設損傷などで岩ガキの養殖を断念した経緯がある。ホタテの貝殻を海中に設置して岩ガキの天然採苗を行い、各地の漁協に種ガキを出荷していた。

川崎社長は「養殖期間は2年と短くし、小型だが身の密度を上げたい」と強調。村上社長は「岩ガキをブランド化し、漁師の収入が増えるようにしたい」と述べた。

岩ガキは島根県や京都府でも養殖しており、男鹿市で実現すれば本州最北になる。

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