新幹線指定席もSuicaで、3月から東北や北陸など

2020/2/4 16:42
保存
共有
印刷
その他

JR東日本JR西日本、JR北海道の3社は4日、3月14日から新幹線の指定席券も含めて「Suica(スイカ)」などの交通系ICカードで乗れるようにすると発表した。ICカードをJR東やJR西のサイトに事前登録し、同サイトで指定席券や自由席券を予約すれば切符なしに改札を通り新幹線に乗れる。

3月14日から東北、上越、山形、秋田の各新幹線のほか、北陸新幹線や北海道新幹線も交通系ICカードで乗り降りできるようになる

「新幹線eチケットサービス」の広告には人気俳優の田中圭さんを起用した

東北・北海道や上越、北陸、山形、秋田の各新幹線の全区間を対象とする。スイカだけでなくPASMO(パスモ)やICOCA(イコカ)など計10種類の交通系ICカードが使える。今月7日から事前申し込みやカード登録を受け付け、同14日から指定席券などの予約を受け付ける。

JR3社は新たに「新幹線eチケットサービス」を始める。同サービスの利用には、JR東の切符予約サイト「えきねっと」やJR西の同「e5489」に自身のスイカなどを事前に登録しておく必要がある。

えきねっとやe5489で指定席券や自由席券を予約すると、登録したスイカなどで新幹線に乗れる。改札でスイカなどをタッチした際に瞬時にクラウド上で予約情報とひもづけて、通れるようにする仕組みだ。e5489での予約では北陸新幹線に限り利用できる。

eチケットサービスでは1度に6人分まで予約ができる。料金を通常と比べて200円分割り引くほか、早期に予約すれば1~3割安くするサービスも実施することで、利用を促す。

これまでJR東ではスイカにチャージ残高があれば、東北、上越、北陸の各新幹線の一部区間の自由席に乗れるサービスを実施してきた。スマートフォン専用の「モバイルスイカ」では指定席の予約や乗車もできたが、カード状のスイカには対応していなかった。モバイルスイカでの同サービスは3月13日まででとりやめ、eチケットサービスへと集約する。

JR東の深沢祐二社長は4日の記者会見で「eチケットサービスの展開で、2022年度中に新幹線の利用の5割をチケットレスにしたい」と話した。同様のサービスはJR東海も「スマートEX」として東海道新幹線で提供している。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]