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北海道の観光損失426億円、中国客半減で 道銀総研推計

道銀地域総合研究所は4日、新型コロナウイルスによる肺炎の影響で3月まで中国からの訪日客が減少した場合、北海道内の宿泊観光消費の損失額は最大426億円に上るとの推計を発表した。中国人観光客は同19万人減少する。中国政府による同国からの海外団体旅行の禁止が長引けば、北海道経済に大きな影響が生じる見込みだ。

道銀総研は北海道や国土交通省などのデータを基に、1~3月の北海道への中国人観光客を38万1912人と推測。中国からの団体旅行の禁止が3月末まで続くとの前提で中国人観光客の減少や、ホテルの宿泊費や飲食など観光消費の損失額を試算した。欧米などからの訪日客は含まない。

道銀総研は(1)団体客がゼロになった(2)団体客と個人旅行向けパッケージ商品の利用客がゼロになった(3)団体客とパッケージ利用者に加え個人手配の訪日客も減って半減した――の3通りで試算。(1)の場合の中国人観光客は9万5千人減り観光消費の損失は212億円に上る。(2)では13万5千人減で301億円、最も影響の大きい(3)は19万1千人減で426億円の損失とはじいた。

訪日客減少による企業活動など道内生産の減少額は最大641億円を見込む。道内総生産(道内GDP)は同364億円減る。道の調査では19年1~3月の国別の道内訪日客のうち中国は約3割を占めて最多となっている。

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