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雪まつり開幕、新型肺炎が影 中国団体禁止で来場者減も

(更新)

迫力ある大雪像で知られる北海道の冬の祭典「さっぽろ雪まつり」が4日、メイン会場の大通公園(札幌市中央区)で開幕した。71回目の今年は新型コロナウイルスの感染防止のため会場に消毒液が置かれ、日英中3カ国語の放送でマスク着用や消毒を要請。中国が団体旅行を禁止した影響で宿泊のキャンセルが相次ぎ、来場者数の落ち込みが懸念されている。

会場ではマスク姿の観光客が目立ち、休憩所内では念入りに手指を消毒する人もいた。高知県土佐市から訪れた佐々木高知さん(76)は「感染を懸念して出発直前まで旅行をキャンセルしようか迷ったが、大雪像には圧倒された」と話した。英国人のジェームズ・クレシェンゾさん(31)は「新型肺炎は少し怖かったが、素晴らしい雪像を見られてよかった」と感嘆した様子だった。

雪まつりには昨年約270万人が訪れたが、実行委員会の担当者は「今年は感染を恐れて日本人観光客も人混みを避けるようになっている」と話している。札幌市教育委員会によると、恒例の雪像の見学を中止する小学校も多いという。

今年は4月に白老町にオープンする「民族共生象徴空間(ウポポイ)」をイメージした大雪像や、アイヌ民族の神話を題材にしたものなど、大小200基の雪像や氷像を11日までの期間中に市内3会場で見られる。

札幌では昨年末からの記録的少雪で、雪像の雪を例年より遠方から調達している。このため従来は1日最大約60台の大型トラックで雪を運んでいたが、今年は最大で倍の約120台を投入。2019年度予算の輸送費約4600万円を超過する恐れがあるという。

同市東区のスポーツ施設「つどーむ」会場の雪でできた滑り台は、少雪のため例年より30メートル短い70メートルに縮小した。

〔共同〕

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