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米ゴールドマン、アマゾン出店者に融資提供へ

【ニューヨーク=宮本岳則】米金融大手ゴールドマン・サックスが、米電子商取引(EC)大手アマゾン・ドット・コムと組み、出店者向けの融資サービスを始める方向で交渉していることが3日明らかになった。自社のインターネット銀行に加え、アマゾンのネットワークを活用することで顧客獲得に弾みをつける。中小企業や消費者向け金融事業の拡大で成長を目指す姿勢が鮮明になった。

ゴールドマンとアマゾンの交渉は英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)電子版が報じ、両者の交渉を知る関係者も事実関係を認めた。アマゾンはすでにEC出店者向け融資を自社で提供しているが、新サービスは「ゴールドマン」のブランドを付与した形で3月にも始めるという。ゴールドマン広報担当者はコメントを拒否した。

ゴールドマンにとって提携の利点は大きい。同社は2016年からインターネット銀行「マーカス」を通じて、中小事業者や個人に融資を提供している。IT(情報技術)の活用と実店舗を持たない低コスト運営が売り物だが、顧客との接点の少なさが課題だった。アマゾンの出店者ネットワークにサービスを提供できるようになると潜在顧客は広がる。

ゴールドマンは消費者や中小事業向け金融サービスを成長戦略の柱の一つに据えている。ネット銀行「マーカス」に続き、19年8月からはアップルと組み、クレジットカード事業に参入した。株式や債券の売買仲介事業(トレーディング)への依存度を減らし、安定して稼げる収益構造をつくる狙いもある。

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