衆院予算委論戦のポイント

2020/2/3 22:30
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衆院予算委員会論戦のポイントは次の通り。

 衆院予算委員会で答弁する安倍首相=3日午前

【新型肺炎】

岸田文雄氏(自民)体制強化を検討すべきだ。

安倍晋三首相 国内の感染防止に政府の総力を挙げる必要がある。組織を強化していくのは重要な視点だ。内閣官房が中心となって省庁横断的に取り組んでいるが、危機管理体制の不断の見直しを進め、対応力を一層高めたい。

岸田氏 簡易な診断キットを開発すべきだ。

首相 国内の検査や相談態勢の充実、拡大は喫緊の課題だ。現在、国立感染症研究所や地方衛生研究所で行っている検査について、民間の検査機関でもできる態勢の構築に向け、取り組んでいる。簡易検査キットの開発も既に着手した。

石田祝稔氏(公明)経済への影響もある。

首相 観光を含めた地域経済などにも大きな影響をもたらし始めている。十分に目配りし万全の対応を取る。

渡辺周氏(国民)東京五輪・パラリンピックを実現するために全力で対応してほしい。

首相 世界保健機関(WHO)など関係機関と緊密な連携を図り、五輪の開催準備が着実に進むよう適切に対応する。

橋本聖子五輪相 出場選手の最高のパフォーマンスや観戦者のために万全の態勢を整えることが、大会を成功に導くことになる。週内にも大会組織委員会や関係自治体、競技団体を集め、対策を協議する。

岡本充功氏(国民)入国禁止地域を見直す必要が出てくるのでは。

加藤勝信厚生労働相 全体として、どの地域を危険地域だと考えるかということだ。拡大し得るのであれば、弾力的な措置を考えなければならない。

岡本氏 中国からの入国者数は。

森雅子法相 1月20~23日に、直行便で入国した外国人は少なくとも約1700人。1月20日~2月1日の中国国籍の入国者数は約34万1800人だ。

岡本氏 受験生が感染した場合の対応策は。

萩生田光一文部科学相 振り替え受験や大学入試センター試験を参考にした合否判定などの柔軟な対応を検討するよう各大学に通知している。

【政治姿勢】

岸田氏 桜を見る会など、国民の信頼を揺るがす事態が発生している。

首相 国民に説明すべきは真摯に説明し、選挙で約束したことを実行して信頼を勝ち得ていきたい。

【日中関係】

岸田氏 習近平・中国国家主席の国賓での来日が予定されている。

首相 お互いの立場の違いを理解することも含め、理解は進んできている。尖閣、東・南シナ海、香港など懸案があるからこそ話し合う必要がある。引き続き主張すべきはしっかりと主張する。

【桜を見る会】

辻元清美氏(立民)前夜祭ではホテルの領収書を渡す「安倍方式」でやっていたのか。

首相 後援会に(会費を)入れていない。領収書は、ホテル側が契約主体である参加者に渡した。

辻元氏 政治資金収支報告書に夕食会費を追加記載すべきだ。

首相 その解釈は間違いだ。

辻元氏 安倍事務所が参加者に配った領収書を回収すべきだ。

首相 全く違法性がなく、あえて後援者から集める必要がない。収支も入金も発生しておらず、載せないのは当然だ。

辻元 巧妙に考えられた脱法の方法としか思えない。

首相 脱法という指摘は当たらない。

〔共同〕

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