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シリア北西部で政権軍とトルコ軍が交戦 30人以上死亡か

【イスタンブール=木寺もも子】トルコ政府は3日、シリア北西部のイドリブ県でトルコ軍がシリアのアサド政権側から砲撃を受け、兵士ら6人が死亡したと発表した。反撃として行った空爆でアサド政権軍の30~35人を殺害したという。トルコは同県で停戦監視として軍を駐留し、反体制派を支援しているが、アサド政権軍と直接の大規模な戦闘は珍しく、応酬が激化する恐れがある。

兵士ら6人の死亡は最近のシリア北西部でのトルコ軍の被害としては最大規模とみられる。エルドアン大統領は記者会見で「攻撃に対しては今後も報復を続ける」と述べた。アサド政権の後ろ盾のロシアとの対話は続けるとした。

与党の報道担当者は地元メディアに対し「今後、政権軍は我々の標的となった」と述べた。

イドリブ県はトルコが支援する反体制派が立てこもる最後の拠点で、政権側は攻勢を強めている。政権側を支援するロシアとトルコの仲介で何度も停戦協議が行われたが、いずれも長続きしていない。数十万人の難民がトルコ国境などに押し寄せており、トルコは懸念を強めていた。

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