名古屋の百貨店、1月売上高1.6%減 暖冬・増税影響なお

2020/2/3 19:30
保存
共有
印刷
その他

名古屋市内の主要百貨店(4社5店)が発表した1月の売上高(速報値)は前年同月比1.6%減の356億円だった。バレンタイン催事が好調なJR名古屋高島屋を除き、4社で4カ月連続のマイナスとなった。暖冬や2019年10月の消費増税の影響が引き続きみられた。新型コロナウイルスによる肺炎の影響も見極めたいとしている。

JR名古屋高島屋は3.3%伸びた。日本一の売上高を誇るバレンタイン催事「アムール・デュ・ショコラ」は2日時点で55万人が来場し、売上高は前年比1割増のペースで伸びているという。消費税率10%への引き上げ以降、4カ月ぶりのプラスに転じた。

一方、暖冬でコートなどの冬物衣料は各社ともに伸び悩んだ。名古屋三越栄店では婦人セーターや手袋などの売上高が2割減った。松坂屋名古屋店は6.5%減と最も減少幅が大きく「1月の冬物セールが不振で消費増税の反動減もあった」とした。

新型肺炎の拡大で中国政府が海外への団体旅行を禁止したことを受け、春節(旧正月)商戦への影響も表れ始めている。名鉄百貨店本店では、訪日外国人(インバウンド)の消費額を示す免税売上高が昨年の春節期間に比べ2割落ち込んだ。JR名古屋高島屋も「1月後半に免税品の伸び率が鈍化した。2月以降の影響を見極めたい」とした。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]