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としまえん閉園へ 跡地に「ハリポタ」施設

西武ホールディングスが「としまえん」を段階的に閉園する検討をしていることが分かった

西武ホールディングス(HD)がグループ企業の運営する遊園地「としまえん」(東京・練馬)を2020年以降、段階的に閉園する検討をしていることが、3日分かった。跡地の一部には米映画大手ワーナー・ブラザースが人気映画「ハリー・ポッター」のテーマパークを23年春にも開業し、東京都が防災機能を備えた公園を整備する方針だ。ワーナーと西武HD、東京都などが交渉を進めている。

としまえんは1926年に開園した遊園地で、プールや温浴施設を備える。としまえんのプールや遊戯施設を順次閉鎖して、西武HDグループが保有する約20万平方メートルの敷地の一部をワーナーが借りて、映画撮影に使われたセットを再現したテーマパークを建設することが検討されている。残りの土地は都が買収して、一帯を大規模公園として整備する方向だ。

プールや遊戯施設が並ぶ(3日午前、東京都練馬区のとしまえん)=共同

テーマパークは映画のセットを再現したスタジオ型になる見通し。ロンドンにある「ワーナー・ブラザーズ・スタジオ・ツアー ザ・メイキング・オブ・ハリーポッター」に続くテーマパークになりそうだ。乗り物のアトラクションがある米国のユニバーサル・スタジオや大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)とは違うタイプになる。

USJのハリー・ポッターの施設は14年に開業した。米TEAとAECOMの調査によると18年のUSJの入場者数は1430万人。ハリー・ポッターは魔法使いの少年が主人公の作品で1997年に発行され、日本では99年に翻訳版が出版されてベストセラーとなった。

国内のテーマパークでは東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)とUSJが好調な一方で、中小の遊園地は苦戦している。としまえんの入場者数はピークの92年度には約390万人だったが、18年度は112万人にとどまった。

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