銅、新型肺炎で下げ際立つ 中国市場の存在感映す
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銅価格の下げが国際商品の中で際立っている。中国で新型肺炎の感染が広がり、需要の減少が懸念されている。世界から製造拠点が集まる中国の消費量の存在感は、原油などに比べ高い。サプライチェーン(供給網)の混乱で、製造業を中心に打撃が深まるとの不安心理が根強い。
国際指標となるロンドン金属取引所(LME)の3カ月先物価格は1月30日、1トン5587.5ドルをつけた。終値としては2017年5月以来の安値だ。1...
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