新型肺炎、別のバスガイド感染 無症状の帰国者2人も

2020/1/31 20:05 (2020/1/31 21:33更新)
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 首相官邸で開かれた新型コロナウイルス感染症対策本部の会合(31日午後)=共同

首相官邸で開かれた新型コロナウイルス感染症対策本部の会合(31日午後)=共同

厚生労働省は31日、外国籍で千葉県在住の20代女性が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。奈良県で28日に感染が確認された男性バス運転手と同じツアーにバスガイドとして参加していた。この運転手と一緒に別のツアーに参加していた大阪府の40代女性バスガイドは国内で8人目の感染者となっている。

このほか中国湖北省武漢市からの第2便の帰国者のうち無症状の2人がウイルス検査で陽性となったことが判明。国内の感染確認は17人で、このうち無症状でのウイルス陽性は計4人となった。

政府は新型肺炎を感染症法で定める指定感染症とする政令の施行日を、当初予定の2月7日から同1日に前倒しし、警戒を強めている。

同省によると、千葉県の20代女性は、1月17~22日に中国・大連のツアー客を案内。18~22日は感染が確認された男性運転手も同ツアーを担当した。20日からせきや鼻水の症状があり、29日に医療機関を受診。30日に奈良県からの情報提供に基づき保健所が調査し、同日、ウイルス検査を受けていた。

現在は無症状だが入院する。ツアー終了後からマスクを着用していた。

厚労省の31日の記者会見に同席した尾身茂・地域医療機能推進機構理事長は「運転手が中国人客から感染し、さらに今回のバスガイドに『三次感染』した可能性もある。ただ感染経路は明確で、感染が広がっているとは考えない」と話した。

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