シスメックス、スウェーデン検査機器会社に出資

2020/1/31 18:44
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血液検査機器大手のシスメックスは尿路感染症の検査機器を手掛けるスウェーデンのアストレゴ・ダイアグノスティックスに約1000万ユーロ(約12億円)出資してアストレゴの株式24.99%を取得した。同感染症の初期診療が迅速にできる商品の共同開発を目指す。欧米や日本などの先進国での製品導入を狙う。

アストレゴは患者の尿の検体から検出した病原菌に対し、抗菌薬(抗生物質)の効能を調べる検査を迅速に実施できる独自技術を持つ。通常は2日以上かかる検査だが、同社の技術が実用化できれば1時間以内に分かるようになるという。患者の罹患(りかん)期間の短縮などにつなげる。

尿路感染症は尿を作る腎臓から尿の出口を指す「尿路」に細菌が侵入して炎症が生じたもの。世界の患者数は1億5千万人といわれるという。

アストレゴは2017年設立の医療スタートアップ。シスメックスの19年4~9月の売上高は1429億円で、そのうち尿分野が約7%を占めている。

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