島根銀行、住信SBIの住宅ローン取り扱い開始
島根銀行は31日、インターネット専業の住信SBIネット銀行の住宅ローンの取り扱いを始めたと発表した。変動金利型と固定金利型の2種類で、島根銀の店舗(島根・鳥取両県で計20店)で申し込みを受け付ける。昨年9月に島根銀がSBIホールディングス(HD)と結んだ資本・業務提携の一環。住信SBIネット銀の住宅ローンを地方銀行が扱うのは初めてとなる。

島根銀は同日、住信SBIネット銀と銀行代理業務委託契約を結んだ。変動金利型の商品名は「ミスター住宅ローンREAL」、固定金利型は「フラット35」。
島根銀の鈴木良夫頭取は同日の記者会見で「山陰では2段階固定金利型に対する需要が多い中、幅広い顧客のニーズに応えることを目指した。SBIグループとの連携をさらに強化し、顧客の暮らしのサポートに積極的に取り組んでいく」と語った。