SKハイニックス、営業益95%減、汎用品半導体が低迷

アジアBiz
2020/1/31 14:41
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【ソウル=細川幸太郎】韓国半導体大手のSKハイニックスが31日発表した2019年10~12月期連結決算は、営業利益が2360億ウォン(約217億円)と前年同期と比べて95%減った。同社が得意とする汎用半導体メモリーの価格低迷が響いた。19年7~9月期と比べても減益が続いており、SKの業績はまだ下げ止まっていない。

SKハイニックスの業績はまだ底入れしていない=同社提供

売上高は前年同期比30%減の6兆9270億ウォンで、7~9月期比では1%の増収となった。19年12月期の通期決算では、営業利益は87%減の2兆7130億ウォン、売上高は33%減の26兆9910億ウォンだった。

決算発表後の電話会見で車辰錫(チャ・ジンソク)最高財務責任者(CFO)は「データセンター投資の再開やスマホの出荷台数増によって20年はDRAMで20%、NAND型フラッシュメモリーで30%の需要増加が期待できる」と市況回復に自信を見せた。設備投資については「(18年比で大幅に減った)19年よりさらに減る」と話し、生産能力拡充には慎重姿勢を示した。

半導体メモリーで競合するサムスン電子の半導体事業の営業利益は10~12月期に5四半期ぶりに増益に転じた。SKはサムスンに比べて汎用品の比率が高く価格競争に巻き込まれやすい。SKに次ぐメモリー3位の米マイクロン・テクノロジーも9~11月期の営業利益は下げ止まっておらず、最先端品を多数手掛けるサムスンの収益力が顕著に表れた決算となった。

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